美肌を作る野菜の王様!?抗酸化力の高いブロッコリー

  今はスーパーなどで一年中、手に入るブロッコリーですが、皆さんは旬の時期を知っていますか? 産地や品種によって変わってくるのですが、実は寒さの厳しい冬もまさに旬の時期のひとつ。しかもブロッコリーには、「野菜の王様」だといわれているほど沢山の栄養が含まれています。今回はそんな優秀な野菜、ブロッコリーの栄養から効果的な食べ方、さらにスプラウト(新芽)の話まで、盛りだくさんにお伝えします。   まず栄養価について。実はブロッコリーには、美肌作りを助けるビタミンCやパントテン酸、造血作用のある葉酸が含まれていて、その含有率は野菜類のなかでもトップクラス。  そのほかエネルギー代謝を助けるビタミンB1・B2や、骨の形成をサポートするビタミンK、ビタミンCとともに抗酸化作用を発揮するβ-カロテンも豊富。さらにその抗酸化作用は、芯の中にもたっぷり含まれているうえ、芯ならではの食物繊維も。だから、ブロッコリーはなるべくホールフードで食べるのがおすすめなのです。   たとえば、おなじみの緑の花蕾(からい)と呼ばれる部分はさっと茹でて、オイルをまわしかけて好きな味付けを。  芯の部分は薄く切り、シャキシャキした食感が残る程度に手早く炒めます(私の場合は約1分から長くても3分までにしています。余熱でも十分に火が通ります)。加熱時間を短くするのは、植物の成分を壊さないようにしつつ、油を酸化させないようにするため。そして、炒める際には、“レスベラトロール(ポリフェノールの一種)”というファイトケミカルを含むグレープシードオイルを使ってみて。こうすることで、ブロッコリーとオイルがもつ抗酸化力の相乗効果を期待でき、最強のアンチエイジングフードに。オイルは同じく抗酸化力の高いセサミオイル=ごま油を使うのもよいでしょう。    そして、抗酸化力といえば外せないのがブロッコリースプラウト(新芽)。何でも発芽するときに栄養素が高まるものですが、スプラウトには、ブロッコリーに微量に含まれる“スルフォラファン”というファイトケミカルが豊富に含まれているのです。  フレッシュな状態で摂れば酵素もたっぷり。  だから私は生のスプラウトに、亜麻仁油(フラックスシードオイル)、サチャインチオイル、エゴマオイルなどのオメガ3系のオイルをかけて食べるようにしています(オメガ3系のオイルは、体内の抗酸化や解毒に欠かせない酵素の働きを高めるために必須のオイルで、非加熱で摂ることがポイントです)。    ちなみに、ブロッコリースプラウトを食べるときには、よく噛んで食べることが大事です。というのも、『スプラウトの細胞のなかで前駆体として存在しているSGS(スルフォラファングルコシノレート)が、スルフォラファンになるために必要なのが“ミロシナーゼ”という酵素。スプラウトをよく噛んで細胞を壊すことで、このミロシナーゼとSGSの反応が進み、スルフォラファンの吸収率が高まる』からです。   健康をキープするだけでなく、私たち女性にとって嬉しいアンチエイジング効果も期待できるブロッコリー。旬の時期にこそ、美味しく食べて美しさを保つという理想的なメニューを今日からさっそく取り入れてみませんか?   YUMIE

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